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虫除けスプレーの成分

こんにちは。
ジメジメした暑い日が続いていますが皆さま体調はいかがでしょうか?
すでに最近の暑さで虫刺されの患者さんが増えてきています。
刺されないために虫よけスプレーを使うことが大切です。本日は、虫除けスプレーの成分についてお話ししたいと思います。

大きく分けて成分的には3種類があります。1つは天然由来成分(レモンやユーカリオイルなど)です。比較的だれにでも使えるのですが、効果もあまり高くありません。公園や草むら、自然の多い所に行く場合は効果の高いものがお勧めです。
2つめはイカリジンです。肌への刺激が少なく、年齢に関係なく使えるため、赤ちゃんでも使用が可能です。2015年から日本でも使えるようになった成分です。蚊、ブユ、アブ、マダニに効果が認められています。
3つめが、ディートという成分です。従来の虫よけ成分で、蚊、ブユ、ノミ、イエダニ(商品によってはアブやマダニ、ナンキンムシなど)に効きます。2つとも濃度の濃いものと薄いものがあります。濃度の濃さは強さを示しているのではなく、作用時間の長さに影響します。濃度の濃いものの方が長く効きます。しかし、ディートは刺激が出ることがあり、6か月未満の赤ちゃんには使用せず、さらに年齢に応じて回数制限があります。

虫刺されの治療はステロイド外用です。
痒みが強い場合は、抗アレルギー薬を内服します。
虫刺されの跡を掻き破りとびひを発症されて受診される患者さんもおられます。
虫刺されの炎症をひどくしないことが大切ですが、虫に刺されないように予防することが重要です!

虫刺されはこれからの季節特に注意が必要です。年齢や使用状況に併せて使い分けることがいいですね!
虫除けスプレーの選び方、ご参考にしてください。

川口皮膚科クリニック スタッフ

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